
フラメンコのドレスがどのような過程でできていくのか、
ざっくりと公開します。
制作するドレスはナジャハウスのレンタル用の赤に黒の水玉ドレスです。
デザインが決まったら、次は型紙作りです。
動きやすく、バランスの良い型紙作りは高度なセンスとテクニックが必要です。
型紙に裁断の指示と縫製の指示を書き込みます。
型紙ができたら、次は裁断です。
生地を無駄に使わないよう工夫します。
フリルなどの枚数が多いので、フリルを1枚1枚裁断するのではなく、
生地を何枚も重ねて、1度に裁断します。
ナジャハウスでは、電動裁断機で裁断するので、生地を20~30枚ぐらい重ねても
楽に裁断できます。
裁断の次はいよいよ縫製です。
ドレスの上半身は動きが激しい踊りに耐えられるよう裏地をかませます。
裏地は通常汗の吸収の良い綿を使いますが、綿は汗で少し縮むので
ナジャハウスでは、ポリエステルで綿のようにしっかりしたものを使っています。
綿は表の水玉と同じ型紙で、裁断します。
そして、水玉と重ね合わせ、動かないよう数か所をピンで留めます。
その後に、まわりをロック始末します。
(ロック始末ははぎ合わせてからでもOKです。)
各パーツを縫い合わせます。
●上半身の前身ごろと後ろ身ごろのはぎ合わせ
●スカート8枚のはぎ合わせ
●腰や裾のフリル部分のはぎ合わせ
●袖フリルや裾フリル端はミシンで巻きロック始末しておきます。(断ち端を糸で始末するミシン)
●腰と裾のフリルに2倍のギャザーを入れておきます。
最後に全てのパーツをはぎ合わせます
さあ出来上がりました!
最後に胸パットをつけたりホックをつけて完成です。
デザインから型紙づくり、裁断、縫製までで約4日かかります。
大急ぎの場合はみんなで各パーツを分担するので1日~2日で出来上がります。